2024年1月1日に発生した能登半島を中心とする大地震に対し、岸田首相が年頭会見を行った中での発言が大きな波紋を呼んでいるようですね。
その理由は、「能登半島地震に対する復興費(予備費)を40億円相当に見込んで対応にあたる」と、岸田首相が発言されたからです。
さらにその後の1月5日には鈴木財務大臣が復興費を47.4億円に決定したと発表されました。
この発言に対し多くの国民からは批判が集中しているようですね…
この記事ではその発言を含め。SNSの怒りの声についても深堀して行きます。
2024年岸田首相の年頭会見
引用元:読売新聞オンライン
2024年1月4日(木)の午前中に行われた能登半島地震を受けた非常災害対策本部の会合にて、本部長でもある岸田首相が会見を開きました。
その際に岸田首相は「予算の予備費使用を来週9日にも閣議決定する」と表明したようです。
そしてこの会見にて記者からの「予備費の規模はどれくらいになる見込みか?」との問いに対し、岸田首相は以下のように述べられました。
(2016年の熊本地震の23億円などを例に挙げつつ)
「倍近く(40億円程度)になるのではないか」
この予備費の額の少なさに対して、多くの国民から批判が殺到している、ということのようです。
能登半島地震の復興費47億円と鈴木財務大臣が決定!
日本政府も「令和に入って最も甚大な自然災害だ」と言っているわりには、この復興費の少なさに、多くの国民感情が怒りに燃えているようですね。
そして、1月5日には鈴木財務大臣が以下のように述べられたとのことです
今年度の予備費から47.4億円を計上する。 来週9日に閣議決定します
当初は40億円の見込み。その後の決定が47億円…ですか。うーむ‥
能登半島地震の復興費47億円に対しどう思う?おかしい!ひどい!とSNSの声
この鈴木財務大臣発言に対し世間はどう思うのか?を調査してみたところ、こんな声が‥
恐らくは、この費用は今後の被災地の被害拡大に応じて、これから大幅な増額がなされて行くもの‥と信じたいですね。
トレンド入りした「たった40億円!?」「岸田働け」とのネットの声
岸田首相が当初発言した能登半島地震の予備費の「40億円」という額ですが、これがなぜ多くの批判を浴びているのか?また実際にどのような声が挙がっているのかが気になりました。
こちらについて深掘りしていったところ、まずSNSでは次のような声が続出していることがわかりました。
「岸田働け」との声も‥
これはまだごく一部ですが、かなり厳しい声が多数挙がっているようですね…
なぜこれほどまでに批判の的になっている?
SNSでは「たった40億」がトレンド入りする事態となっていました。
しかし、なぜこれほどまでに批判されているのかというと‥次のような所へ予算を使っていることがその要因のようですね。
ウクライナ支援 6000億
大阪万博リング 350億円
登半島地震の予備費 40億円 ⇒47.4億円
ウクライナへの支援は別として、大阪万博のリングというのは次のような大屋根の部分にかかる建設費用のことです。
引用元:エキスポ2025
この部分の予算に対し、その約10分の一程度の復興支援しか出さないことに多くの国民が怒りを露わにしているということでしょう。
「国の一つの祭典」と「国民の命と生活に直結する問題」に対し、後者を軽んじるような予算では‥さすがに批判されても致し方ないかもしれません。
今後の予算の大増額と心からの支援に期待します。
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